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Nottaの無料版を試してみたら、途中で切れてしまった。会議の録音を入れたのに、読めるのは最初の少しだけ。これ、お金を払わないと使えないやつなのかな、と手が止まりますよね。
でも、無料と有料の分かれ目は「料金が高いか安いか」ではありません。確認するのは、1本の音声が3分を超えるかどうかと、文字起こしをファイルで書き出したいかどうか、この2つだけです。
読み終わるころには、無料のままでいいのか、プレミアムを月払いで試したほうがいいのかを判断できます。無料で足りるなら、無理に契約する必要はありません。
情報確認日:2026年9月2日。パソコンのブラウザ・日本語表示で、Nottaの公式料金ページ、公式ヘルプ、利用規約を確認しました。料金ページには「表示価格は全て税込価格です」と書かれています。料金や上限は変わることがあるので、申し込む前にご自身で最新の表示を確認してください。
無料と有料の分かれ目は、料金ではなく2つだけ
判断はこの2問で終わります。
| 自分に当てはめる質問 | はいなら | 詳しく見るところ |
|---|---|---|
| 1本の音声が3分を超える? | 有料版(プレミアム)の検討へ | 引っかかるのは「月120分」より「1回3分」 |
| WordやSRTのファイルで書き出したい? | 有料版(プレミアム)の検討へ | 有料版で大きく変わるのは、ファイルに書き出せること |
| どちらも「いいえ」 | 無料のままで足りる | まだ急いで契約しなくてよい場合 |

3分以内の音声メモを、画面でコピーして使うだけ。それなら無料のフリープランで一通りできます。公式ヘルプにも、フリープランは期間制限がなく、自分でアップグレードしない限り自動で課金されることはない、と書かれています。
逆に、30分の打ち合わせを丸ごと文字にしたい人や、議事録をWordで配りたい人は、無料版のままだと途中で止まります。その場合だけ、有料版の話になります。
Nottaの無料版は、どこまで使えるのか
無料でも触れる機能は、思ったより多い
「無料版は機能を削った体験版」と思っていると、少し意外かもしれません。公式のプラン別機能一覧を見ると、フリープランでもこのあたりは使えます。
- その場の録音と、手元のファイルのアップロード
- Zoom・Teams・Google Meet・Webexの会議の文字起こし
- 話者識別(誰が話したかを分ける)
- テキスト編集、メモ、コメント、検索・置換
- AI要約(月10回まで)
- 共有リンクによる外部共有
- 単語登録(3単語まで)
つまり、Nottaの基本的な流れは無料のまま一通りなぞれます。有料版は「無料でできないことを解禁する」というより、「無料で触れた機能の回数と長さを増やし、書き出し口を開ける」ものだと考えると分かりやすいです。
引っかかるのは「月120分」より「1回3分」
無料版の上限は、公式の料金ページにこうあります。
| 項目 | フリープランの上限 |
|---|---|
| 料金 | 0円(クレジットカードの登録不要) |
| 文字起こし時間 | 120分/月 |
| 1回の長さ | 3分まで |
| ファイルインポート | 50個/月 |
| AI要約 | 10回/月 |
| 単語登録 | 3単語 |
この表で見落としやすいのが、120分と3分の単位が違うところです。120分は1か月に使える合計の枠で、3分は1本あたりの上限です。英語版のヘルプでは、この3分が「1記録あたり閲覧できる長さ」として書かれています。
なので「月120分あるから、1時間の会議が2本いける」とはなりません。1時間の会議を入れても、無料のまま読めるのは冒頭3分です。実際に無料版へ音声を入れたときの画面と、日本語がどこまで正しく文字になったかは、Notta無料版の使い方|音声文字起こしの精度と制限を実測にまとめています。
先に自分の素材を思い浮かべてみてください。3分以内で収まるものが多いなら、この時点で無料のままという答えが出ます。
参考:Notta料金プラン(公式)/Import files from local storage(Notta公式ヘルプ・英語)
有料版(プレミアム)で変わるところ
個人で契約するなら、選ぶのはプレミアムです。ビジネス以上はチームで使うための機能が中心なので、1人で使うぶんにはほぼ出番がありません。
数字はこう変わる
| 項目 | フリー | プレミアム |
|---|---|---|
| 文字起こし時間 | 120分/月 | 1,800分/月 |
| 1回の長さ | 3分 | 5時間 |
| ファイルインポート | 50個/月 | 100個/月 |
| AI要約 | 10回/月 | 100回/月 |
| 単語登録 | 3単語 | 200単語 |
見るところは「1回の長さ」の行です。3分が5時間になるので、会議1本をそのまま入れられるようになります。月の合計も1,800分(30時間)まで増えるので、週に何本か会議を録る人でも足ります。
登録できる単語も、3単語から200単語へ増えます。社名や商品名など、いつも同じ言葉を間違えられるなら、登録しておくと直す手間が減ります。
有料版で大きく変わるのは、ファイルに書き出せること
無料版でも、画面上のテキストを選んでコピーすることはできます。困るのは、ファイルとして持ち出したいときです。
文字起こしデータのダウンロードは、公式ヘルプによるとプレミアムプラン以上の機能です。書き出せる形式は、テキスト(.txt)、Word(.docx)、字幕用(.srt)、PDF、Excel(.xlsx)など。音声や動画そのものも、MP3やMP4で保存できます。
議事録をWordで配る、動画にSRT字幕を付ける、Excelで発言を並べる。このどれかが仕事の中にあるなら、コピーでは回りません。ここが実質的な分岐点です。
プレミアムでは、このほかにテキストの翻訳、文章校正、倍速再生、無音スキップ、自分用の要約テンプレート、Google DriveやDropboxなどへの連携も加わります。ただ、無料か有料かを決める理由になるのは、やはり長さと書き出しの2つです。
参考:文字起こしデータをダウンロードする(Notta公式ヘルプ)
Nottaの料金|個人ならフリーとプレミアムで足りる
2026年9月2日時点で、公式の料金ページにはこう表示されていました。金額はすべて税込です。
| プラン | 月払い | 年払い(月あたり) | 年払いの総額 |
|---|---|---|---|
| フリー | 0円 | ― | ― |
| プレミアム | 1,980円 | 1,185円 | 14,220円(12か月分一括) |
| ビジネス | 4,180円 | 2,508円 | 30,096円(12か月分一括) |
| エンタープライズ | 要相談 | 要相談 | ― |
4つ並んでいますが、個人で見るのは上の2行だけで大丈夫です。ビジネスはメンバーの招待やチームでの共有、利用状況レポートといった管理機能が中心で、1人では使いません。請求書払いもビジネス以上でしか使えないので、会社の経費で落とすためにビジネスを選ぶ、という判断が出てくるのはそのあたりです。
なお、翻訳を本格的に使う場合や、Notta Brainという別のAI機能を使う場合は、プレミアム以上に追加できる有料オプションになります。今回の「無料で足りるか」の判断には関わらないので、ここでは名前だけにしておきます。
料金ページには「有料プランは、NottaのWeb版とアプリ版の両方に適用されます」とあります。パソコンでもスマートフォンでも同じ契約で使えるので、端末ごとに買い直す心配はいりません。
公式ヘルプによると、パソコンはWeb版(Chrome・Edge・Safariの最新安定版)とデスクトップ版アプリが対象です。
スマートフォンとタブレットは、iOS 10.0以降・Android 7.0以降のアプリになります。スマートフォンのブラウザでWeb版を開くと一部の機能が使えないことがある、とも書かれているので、外で使うならアプリを入れておくほうが無難です。
参考:Notta料金プラン(公式)/ご利用環境について(Notta公式ヘルプ)
月払いで試すか、年払いにするか
年払いは40%オフと表示されるので、金額だけ見れば年払いが有利です。ただし、12か月分をまとめて先に払う契約になります。
そして公式ヘルプには、途中で解約した場合の日割り計算による返金はしない、と書かれています。利用規約にも、法律で定めがある場合を除いて払い戻しや利用期間の延長には応じない、とあります。つまり、2か月で使わなくなっても残りは戻ってきません。
判断はシンプルにできます。
- 利用量がまだ読めない:月払いで1か月だけ試す。1,980円で、5時間の文字起こしとファイル書き出しを実際の仕事で使ってみる
- 毎月120分を使い切っている:来月も同じくらい使うと分かっているなら、年払いにすると1年で9,540円ほど差が出る
迷ったら月払いから始めて、1か月使ってから年払いに切り替えるほうが、後悔が少ないと思います。
参考:有料プランの解約方法(Notta公式ヘルプ)/Notta利用規約
自分の使い方を6つの質問で確かめる
ここまでの内容を、自分の素材に当てはめてみます。ひとつでも右側に当たれば、有料版を考える理由になります。
- 月にどれくらい文字にしたい? 合計120分までなら無料で足ります。それを超えるなら有料版です
- 1本の長さは3分を超える? 超えるなら有料版です
- 音声だけ?動画も入れる? どちらも全プランで扱えます。音声は1GBまたは5時間、動画は10GBまたは5時間まで(話者識別を使うときは3時間まで)。プランを分ける理由にはなりません
- 画面のコピーで足りる?ファイルで書き出したい? WordやSRTで書き出すなら有料版です
- AI要約や話者の区別をどれくらい使う? 話者識別は無料でも使えます。AI要約が月10回で足りなければ有料版です
- 自分ひとり?チームで共有する? ひとりならプレミアムまで。メンバーを招待して同じ場所で管理するならビジネスです
2番と4番だけ「はい」なら、それはプレミアムを検討する合図です。ほかがすべて「いいえ」なら、無料のままで困りません。
参考:ローカルファイルのインポート(Notta公式ヘルプ)/テンプレートからAI要約を生成する(Notta公式ヘルプ)
場面別|無料で足りるもの、足りないもの
よくある使い方で並べると、こうなります。
| 使う場面 | 必要になること | 無料で足りる? |
|---|---|---|
| 短い音声メモ、思いつきの録音 | 3分以内、画面で読めればよい | 足りる |
| 30分〜1時間の会議 | 1本を通しで文字にする | 足りない |
| インタビューの書き起こし | 長時間+発言者の区別+書き出し | 足りない |
| 動画の字幕づくり | SRTファイルの書き出し | 足りない |
| 毎週の定例を記録し続ける | 月の合計時間が積み上がる | 足りない |
| 機密情報や第三者の会話を含む音声 | そもそも外部へ送るかの判断 | プランの問題ではない |
最後の行だけは、料金とは別の話です。音声をアップロードするということは、自分のパソコンの外へファイルを送るということでもあります。どこまでを外部サービスへ送ってよいかの線引きは、ChatGPTへ入力してはいけない情報は?安全な置き換え方も初心者向けに解説で整理しています。文字起こしでも考え方は同じです。
契約する前に見ておく3つのこと
有料版に進むと決めたら、申し込む前にこの3つだけ確認しておくと、あとで驚かずにすみます。
自動更新があり、解約は更新日の24時間前まで
利用規約には、利用期間が経過するごとに同じ期間で自動的に更新される、と書かれています。放っておけば続く仕組みです。
やめるときは、公式ヘルプによると更新日の24時間前までに手続きが必要です。公式自身も「ストアでの処理に時間がかかる可能性もあるため、期日の2日前まで」を勧めています。
手続きをする場所は、買った場所によって変わります。
- Web版でクレジットカード決済:Notta Web版にログインし、プロフィール画像 → 契約管理 → 「プランの解約」
- iPhone・iPadのApp内課金:設定アプリ → 自分の名前 → サブスクリプション → Notta
- AndroidのGoogle Play決済:Google Playアプリ → お支払いと定期購入 → 定期購入 → Notta
解約したあと、作った文字起こしはどうなるか
ここが、契約前にいちばん知っておきたいところだと思います。
解約しても、有効期限まではそのまま使えます。期限が過ぎると、自動的にフリープランへ切り替わります。ここまでは想像どおりだと思います。
ただ、フリーへ戻ったあとが少し違います。公式ヘルプによると、プレミアム・ビジネスのときに変換したテキストは「冒頭の3分部分しか見られなくなります」。有料のあいだに作った1時間ぶんの文字起こしも、無料に戻ると3分までの表示になるということです。
なので、有料版をやめると決めたら、必要な文字起こしは有効期限が来る前にダウンロードしておきます。1回でも払えば過去分がずっと残る、という仕組みではありません。
「3日間無料トライアル」はフリープランとは別物
Nottaには、無料と名の付く入口が2つあります。名前が似ているので、押す前に見分けておくと安心です。
| フリープラン | 3日間無料トライアル | |
|---|---|---|
| 期間 | 無期限 | 3日間 |
| 決済手段の登録 | 不要 | 必要 |
| 終了後 | そのまま無料で継続 | プレミアムの有料プランへ自動更新 |
トライアルには種類があります。公式ヘルプでは、アプリ版は3日間で1,800分、ウェブ版は3日間で300分です。解約期限も異なり、アプリ版は終了日の24時間前まで、ウェブ版はトライアル期間が終わる前と案内されています。
申込経路によって条件が違うので、申し込む画面に出ている期限と金額をその場で確認してください。今すぐ有料機能を試す予定がないなら、トライアルは押さずにフリープランのまま使えます。
参考:「フリー会員」「3日間無料トライアル」の違いを知りたい(Notta公式ヘルプ)/フリープランはいつまで無料ですか?(Notta公式ヘルプ)
まだ急いで契約しなくてよい場合
有料版が向いている人がいる一方で、いま払わなくていい人もいます。
それから、Nottaが唯一の選択肢というわけでもありません。素材を外部のクラウドへ送りたくない事情があるなら、ブラウザの中やパソコンの中だけで動くWhisper系の文字起こしという方法もあります。同じ条件で比べたわけではないので精度の優劣は言えませんが、「送らない方法もある」と知っていると、素材によって使い分けられます。
そもそも自分の用途にどの方式が合うのかから考えたい場合は、AI文字起こしとは?使い道・選び方・注意点を初心者向けに解説のほうが近いと思います。
まとめ|無料で1か月使って、足りない理由がはっきりしてから決める
Nottaの無料と有料を分けているのは、1本3分の壁とファイル書き出しの2つです。この2つが自分の使い方に当たらなければ、無料のままで困りません。
有料版にしても、固有名詞や数字を見直す手間は残ります。まずは今月の120分を使い切ってみて、「ここが足りない」と言葉にできてから決めても遅くありません。
有料プランを申し込む場合は、成果対象となるパソコンのWeb版から進んでください。
出典
- Notta料金プラン(公式)
- プラン別機能一覧(Notta公式ヘルプ)
- フリープランはいつまで無料ですか?(Notta公式ヘルプ)
- 「フリー会員」「3日間無料トライアル」の違いを知りたい(Notta公式ヘルプ)
- 有料プランの解約方法(Notta公式ヘルプ)
- 文字起こしデータをダウンロードする(Notta公式ヘルプ)
- ローカルファイルのインポート(Notta公式ヘルプ)
- Import files from local storage(Notta公式ヘルプ・英語)
- テンプレートからAI要約を生成する(Notta公式ヘルプ)
- データの削除・復元(Notta公式ヘルプ)
- ご利用環境について(Notta公式ヘルプ)
- 音声認識可能な言語はどのような言語ですか?(Notta公式ヘルプ)
- Notta利用規約



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