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仕事でChatGPTなどを使い始めると、生成AIについて学んだ内容を資格として残したい人もいるでしょう。そこで候補になるのが、AI人材検定です。
ただ、公式サイトには検定が3つ並びます。そのうち自分で直接申し込めるのは2つで、どちらが自分に合うかは、名前を見ただけでは決められません。
先にお伝えすると、選び分けは今のAIの使い方で決まります。生成AIの基礎と安全な使い方を固めたいなら「AIリテラシー検定」、すでに仕事で使っていて、プロンプトの書き方や業務への当てはめまで確かめたいなら「AIビジネス検定」です。
この記事では、2つの検定の違い、試験内容、受検料、次回の申込日程、履歴書への書き方を順に確認します。読み終えたら、自分がどちらへ申し込むかを決められます。
AI人材検定とは?3つのレベルと申し込める検定
AI人材検定は、一般社団法人日本AI導入支援協会が実施する検定です。次の3つで構成されています。
- AIリテラシー検定
- AIビジネス検定
- AIコンサルタント検定
このうち、誰でも直接申し込めるのはAIリテラシー検定とAIビジネス検定の2つです。AIコンサルタント検定は、AIビジネス検定の合格者へ個別に案内される仕組みになっています。初めて受ける場合は、前の2つから選びます。
3つとも、試験はオンラインで受けます。会場へ行く必要はなく、記述問題や実技試験もありません。
前提資格もありません。AIリテラシー検定を飛ばして、いきなりAIビジネス検定を受けることもできます。
AIリテラシー検定とAIビジネス検定の違い
2つの違いは、出題範囲と受検料です。試験の形式は同じなので、比べるのはこの2点になります。
| 項目 | AIリテラシー検定 | AIビジネス検定 |
|---|---|---|
| 受検料(税込) | 8,800円 | 11,000円 |
| 主な出題範囲 | 生成AIの基礎、使い方、リスク、出力の確認 | プロンプト設計、業務への適用、権利、品質と効率 |
| 想定している状態 | これから仕事で使う、使い始めたばかり | すでに仕事で使っている |
| 前提資格 | なし | なし |
| 試験形式 | オンライン・60分・60問・多肢選択式 | オンライン・60分・60問・多肢選択式 |
基礎と安全な使い方を固めたい
AIリテラシー検定
仕事への活用まで確かめたい
AIビジネス検定
どちらから受けても構いません。判断の材料になるのは、今の自分が「AIをどう扱うか」で迷っているのか、「AIをどこに使うか」で迷っているのかです。
AIリテラシー検定が向いている人
AIリテラシー検定は、生成AIを安全に使うための土台を扱います。次のような場面に心当たりがあるなら、こちらが候補です。
- 社内の資料をそのままChatGPTへ貼ってよいのか、自分で判断できない
- AIの回答が正しいかどうかを、どう確かめればよいか決まっていない
- AIが作った文章を仕事で使うときに、何に気をつけるべきかを人に説明できない
- 用語だけは聞くが、何ができて何が苦手なのかを整理できていない
出題範囲は、生成AIの基礎、実際の使い方、リスク、出力の確認です。仕事で使ううえで最初に必要になる範囲が、そのまま試験の範囲になっています。
AIビジネス検定が向いている人
AIビジネス検定は、すでに使っている人が、仕事の成果につなげる段階を扱います。
- 指示の書き方で結果が変わるのは分かるが、うまくいった書き方を再現できない
- 議事録の要約まではできたが、ほかの業務へ広げられていない
- 業務でAIを使うときの権利や品質の線引きを、社内で説明できない
- 自分の使い方が我流のままで、抜けがないか確かめたい
出題範囲は、プロンプト設計、業務への適用、権利、品質と効率です。基礎の扱い方ではなく、仕事のどこへどう使うかが問われます。
すでに毎日のようにChatGPTなどを使っているなら、こちらを選んで問題ありません。
試験内容・受検料・申込日程
ここまでで受ける検定が決まったら、次は日程と金額です。

試験内容
- オンライン受検
- 試験時間60分、全60問の多肢選択式
- 記述・実技はなし
受検料(税込)
- AIリテラシー検定:8,800円
- AIビジネス検定:11,000円
日程
試験は奇数月に年6回あります。申込期間は、試験月の2か月前の1日から、前月末までです。
次回の試験日と申込期限は、公式サイトで確認できます。
申し込むと、練習問題、学習教材、学習チェックリストが特典として付きます。試験日までの期間に、この教材で出題範囲を確認しながら準備を進められます。
履歴書にはどう書ける?
合格すると、デジタル認定証が発行されます。有効期限はなく、更新費用もかかりません。一度取れば、そのまま使い続けられます。
履歴書の資格欄に書くこともできます。書き方は、検定名と実施団体を並べる形です。
例:AIリテラシー検定 合格(一般社団法人日本AI導入支援協会)
ここで分けて考えたいのが、「書けること」と「評価されること」です。認定証が示せるのは、その範囲を学んで試験に合格したことです。採用や昇進につながるかどうかは、応募先や職場の判断になります。この検定を持っていれば通る、という性質のものではありません。
その前提で見ると、生成AIを扱う範囲を学んだことを、面接や社内で説明しやすくなる点が実際の使いどころです。
申し込む前に確認したいこと
金額と日程のほかに、申し込む前に知っておきたい点が3つあります。
申込前の確認事項
- 合格基準の点数は公開されていません。受検時に案内されます
- 合格率、難易度、必要な勉強時間も公開されていません。準備の目安になるのは、申込特典として付く練習問題と学習チェックリストです
- 申し込みのあとの返金は、原則としてできません
試験は奇数月のため、今回の申込期間を過ぎると、次の機会は2か月後になります。受ける検定と受検月を先に決めておくと、申込後に迷わずに済みます。
ここまでで受ける検定と受検月が決まっていれば、そのまま申し込めます。
AI人材検定が向く人・別の学び方が向く人
学び方は検定だけではありません。今の状況によって、先に別の方法が合う場合もあります。
- まだ生成AIをほとんど使っていない:先に無料で試せます。ChatGPT無料版でできることで、普段の作業を一つ任せてみるところからで十分です
- 一人で進めるか、教わるかで迷っている:生成AIは独学とスクールどっち?で、費用と時間の条件から選べます
- すでに使っていて、学んだ範囲を資格として残したい:AI人材検定が合います
AI人材検定の申込方法
申し込みの流れは4段階です。
- 受ける検定を決める(AIリテラシー検定かAIビジネス検定)
- 公式サイトで受検する月と申込期間を確認する
- 公式サイトの申込フォームを送信する
- 届いた案内に沿って受検料を支払う
申込フォームの送信まではオンラインで完了します。受検料の支払いは、そのあとに届く案内から進めます。
まとめ
AI人材検定は、生成AIについて学んだ内容を、期限のない認定証として残せる検定です。
基礎や安全な使い方を固めるならAIリテラシー検定、仕事への活用まで学ぶならAIビジネス検定が合います。
自分に合う検定が決まったら、公式サイトで次回の日程を確認して申し込みましょう。



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